■掲示板に戻る■ 検索 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 最新50


超難しい漢字を出し合おう!!クイズも
201 名前:う〜 2007/05/05 00:11 ID:br0K3k3v
一方こちらは里美。霞先生から薬の完成の知らせを聞き、研究室へ駆けつけた。
「先生、ついに完成したんですね!」
「はいっ!これですよぉ」
 二人は野望の実現を確信し、互いにくすくすと笑う。
「あれ?先生、その子は?」
「ああ、身寄りのない子で、先生が引き取ってるんです」
「はじめまして。僕、ウィルソンっていいます」
「杉山里美です。よろしくねっ」
「それじゃ早速、実験にかかりましょう。広い場所が必要ですから、校庭へ出ましょうね」
 校庭に出た3人。そして里美が薬を飲もうとしたその時!
「またんかぁーーー!」
「しつこいわねっ!」
 校庭に逃げ込んできた飛鳥と瑠璃、それを追う仙人とルーミンだった。人間界まで追って来たらしい。
「あら?こんにちは瑠璃くん、新宮寺さん。後ろの方達はどなた?」
「仙人よっ!今逃げてるとこなのっ!」
 飛鳥はそれどころじゃない、といった様子で乱暴に答える。
「飛鳥め!口が軽すぎるわ!安々とワシらの正体を明かしおって!」
「師匠〜もういいじゃないですか、帰りましょうよぉ」
 何があったのかさっぱり理解できない霞先生。
「いったい・・・どうしちゃったんですかぁ?」
「実はかくかくしかじかで・・・」
 瑠璃の説明を聞いて霞先生は大きくうなずく。
「そういうことだったんですかぁ。だったらそんな無意味な争いはやめた方がいいですよぉ」
「無意味じゃと?」
「先生!私の夢、ひいては人類の輝かしい未来がかかってるんですよ!」
 すると余裕の表情で霞先生は答える。
「なぜなら究極の膨乳薬は既に人間の手によって完成したからです。この私と、ウィルソン君の手によってね」
「ええっ?」
「なんじゃとぉ!?」
「女性の胸に関する競争心には凄まじいものがあります・・・その結果、男性からの差別や、
 女性同士の醜い争いが起こる事もしばしば。それらを一気に解消するのが・・・」
「この薬なのよ!」
 里美は手に持っていたビーカーを高々と掲げる。
「胸の小ささに悩むなら大きくすればいい・・・しかし追い越された人もまた、更なる大きさを望む・・・
 自分が一番でないと気が済まない。その繰り返しの結果、行きつくところは生活の不便です!」
 うん確かにその通りだ。と納得する瑠璃。
「しかし全女性がこの薬を服用すれば・・・問題は解決です。
 なぜなら胸の大きさはもはや意のまま、自由に変えることができるからです!」
「な、なんですって!?」
「人間界の薬学はそこまで発達しておったのか!薬師大仙のワシを超えおった・・・」
 これには仙人界の二人も驚愕した。
「さあ杉山さん!実験開始ですよぉ!」
「里美、いきます!」
 ぐびっ
 ・・・・・・・・・・・・
「・・・あれ?」
「どうですか?杉山さん」
「先生・・・私の胸・・・大きくなりませんけど?」
「ええっ?そんなっ!?まさか失敗ですかっ?」
 当惑する霞先生に、ウィルソンがもう一杯薬を持ってくる。
「先生、もしかしたら個人差があるのかもしれません。先生も飲んでみてください」
「わかりましたっ、霞、いきますっ」
 ぐいっ
「・・・・・・うっ!?」
「先生?」
「・・・・・・にゃははははははは!!!」
 突然人が変わったように大笑いする霞先生。
「先生!どうしちゃったんですか!?」
「にゃんでもないでしゅよぉ〜ん!かしゅみはげんきでしゅよぉ〜ん!」

222/300k

名前: メール:
メッセージ:
URL:
 sagestay等幅upパスワード:

- Flash CGI/Mini Thread Version 3.33βi -