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ネプリーグを真似して、漢字のクイズを作ろう
153
名前:
う〜
2007/07/03 14:01
ID:vTTEiX3F
しかし、おそるおそる電話を取った向こうからは、予想に反して気落ちした声が聞こえてきた。
「もしもし、利佳子? 今、大丈夫」
「うん、いいよ。どうしたの? 声暗いけど」
「うん……」明美はなんか話しづらそうだった。「あの、話があってさ…。今、もう利佳子の家の前に来てるんだけど…これから行っていい?」
どうやらミルクを抱え込んで来たのではなさそうなので、ほっとして返事を返した。
「構わないけど、明美、どうしたの? なんか元気ないじゃない」
「うん。行けばわかるから。じゃあ、行くね」
電話を切って、1分もしないうちに玄関のチャイムが鳴った。本当に家のすぐそばで電話をしていたらしい。
ドアを開けると、明美は夜目にも沈み込んでいるのが分かるほどの姿で立っていた。
しかし利佳子の目は無意識のうちに素早く胸の辺りをチェックしていた。いつもと同じ、まっ平らな胸だった。
(あーん、残念)ふと心に浮かんだ言葉を飲み込んで、利佳子は話しかけた。
「どうしたの、明美? こんな時間に」
「利佳子ぉ…」
やっとそれだけ声が出た、そんな感じで後が続かなそうだった。
「ま、とにかく上がって」
引きずるように自分の部屋にひっぱりこみ、しばらく落ち着かせた。
「どうしたの、一体…」
「だめなの。私…」
「え?何が」
「いくら牛乳飲んでも胸が大きくならないの。それに…もともと私牛乳好きじゃなかったし…。きのうはあんなにおいしかったのに、今日あれから飲もうとしても以前とおんなじで全然口に入っていかないし…。無理矢理飲み込んでも気持ち悪くなるばっかりで、肝心の胸はまっ平らなまんまだし…」
どうやら利佳子が明美のミルクをぜんぶ飲み干してしまったら、例の効果が消えてしまったらしい。なんか悪いことしちゃったな…。
「せっかくまた利佳子に私のミルク、飲んでもらおうと思ったのに…」
かわいい…。なんか明美をぎゅっとだきしめたくなっちゃった。
「それで利佳子にお願いなんだけど…。やっぱりきのう飲ませてもらった、あの牛乳じゃなきゃだめみたいなの。一生のお願い、また、あの胸の大きくなる牛乳のませて! でないと、私…」
利佳子はそこで部屋中に転がっている牛乳瓶を思い出してハッとした。やばい! さっき一本残らず飲んじゃった。どうしよう。まさかここでこれから搾るって訳にもいかないし…。
利佳子の目線を追ったのか、それまでほとんど外に目を向けていなかった明美もほぼ同時に部屋の様子に気がついた。女の子の部屋に、大瓶の牛乳瓶が何十本も転がっていれば…ふつう変に思うよね。
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sage
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>>153 > しかし、おそるおそる電話を取った向こうからは、予想に反して気落ちした声が聞こえてきた。 > 「もしもし、利佳子? 今、大丈夫」 > 「うん、いいよ。どうしたの? 声暗いけど」 > 「うん……」明美はなんか話しづらそうだった。「あの、話があってさ…。今、もう利佳子の家の前に来てるんだけど…これから行っていい?」 > どうやらミルクを抱え込んで来たのではなさそうなので、ほっとして返事を返した。 > 「構わないけど、明美、どうしたの? なんか元気ないじゃない」 > 「うん。行けばわかるから。じゃあ、行くね」 > 電話を切って、1分もしないうちに玄関のチャイムが鳴った。本当に家のすぐそばで電話をしていたらしい。 > > ドアを開けると、明美は夜目にも沈み込んでいるのが分かるほどの姿で立っていた。 > しかし利佳子の目は無意識のうちに素早く胸の辺りをチェックしていた。いつもと同じ、まっ平らな胸だった。 > (あーん、残念)ふと心に浮かんだ言葉を飲み込んで、利佳子は話しかけた。 > 「どうしたの、明美? こんな時間に」 > 「利佳子ぉ…」 > やっとそれだけ声が出た、そんな感じで後が続かなそうだった。 > 「ま、とにかく上がって」 > 引きずるように自分の部屋にひっぱりこみ、しばらく落ち着かせた。 > 「どうしたの、一体…」 > 「だめなの。私…」 > 「え?何が」 > 「いくら牛乳飲んでも胸が大きくならないの。それに…もともと私牛乳好きじゃなかったし…。きのうはあんなにおいしかったのに、今日あれから飲もうとしても以前とおんなじで全然口に入っていかないし…。無理矢理飲み込んでも気持ち悪くなるばっかりで、肝心の胸はまっ平らなまんまだし…」 > どうやら利佳子が明美のミルクをぜんぶ飲み干してしまったら、例の効果が消えてしまったらしい。なんか悪いことしちゃったな…。 > 「せっかくまた利佳子に私のミルク、飲んでもらおうと思ったのに…」 > かわいい…。なんか明美をぎゅっとだきしめたくなっちゃった。 > 「それで利佳子にお願いなんだけど…。やっぱりきのう飲ませてもらった、あの牛乳じゃなきゃだめみたいなの。一生のお願い、また、あの胸の大きくなる牛乳のませて! でないと、私…」 > 利佳子はそこで部屋中に転がっている牛乳瓶を思い出してハッとした。やばい! さっき一本残らず飲んじゃった。どうしよう。まさかここでこれから搾るって訳にもいかないし…。 > 利佳子の目線を追ったのか、それまでほとんど外に目を向けていなかった明美もほぼ同時に部屋の様子に気がついた。女の子の部屋に、大瓶の牛乳瓶が何十本も転がっていれば…ふつう変に思うよね。
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